オーストリア

アルプスの街並みと黄金屋根が輝くインスブルック

インスブルックはチロルアルプスの谷間に位置し、中世の旧市街からロープウェイに乗れば30分ほどで標高2300mの山頂に立てる稀有な街です。1964年と1976年の冬季オリンピック開催地としても知られ、街のあちこちにスキージャンプ台や競技施設の面影が残ります。バロック様式の建物と雪をかぶった山並みが同時に視界に入る風景は、他のオーストリアの都市とは一線を画します。

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見どころ

1

黄金の小屋根(Goldenes Dachl)

皇帝マクシミリアン1世が1500年頃に建てた出窓で、2657枚の金メッキ銅板瓦が旧市街のシンボルとなっている。

2

インスブルック宮廷教会(Hofkirche)

マクシミリアン1世の霊廟があり、周囲を28体の等身大黒銅像が守る荘厳な空間。

3

ノルトケッテ山岳ケーブル(Nordkettenbahnen)

街の中心からゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、標高2256mのハーフェレカールまで一気に登れる。

4

マリア・テレジア通り(Maria-Theresien-Straße)

背後にアルプスの山並みを望むメインストリートで、凱旋門とアンナ柱が通りの両端を飾る。

5

ベルクイーゼル・シャンツェ(Bergisel Schanze)

ザハ・ハディッド設計の展望台を備えるスキージャンプ台で、五輪の歴史とインスブルックの街並みを一望できる。

6

アンブラス城(Schloss Ambras)

フェルディナント2世が妃のために築いたルネサンス様式の城で、武具コレクションと肖像画の間が有名。

7

チロル民俗博物館(Tiroler Volkskunstmuseum)

チロル地方の伝統衣装や木彫り、農家の室内装飾を再現した展示で山岳文化を知ることができる。

モデルコース

9:00
黄金の小屋根と旧市街散策 路地に並ぶバロック様式の建物と土産物店を巡る
11:00
ノルトケッテ山岳ケーブルで山頂へ ハーフェレカールで氷河と街の絶景を眺める
13:30
旧市街のレストランで昼食 ティロラー・グレステルなど郷土料理を味わう
15:30
アンブラス城 ルネサンス様式の城と武具コレクションを見学
18:00
マリア・テレジア通りで夕食と散歩 凱旋門を眺めながらカフェで一息つく

グルメ

チロル地方の山岳料理は、寒い冬を越すための保存食や肉料理が中心で素朴ながら滋味深い。

ティロラー・グレステル(Tiroler Gröstl) · ジャガイモとベーコン、玉ネギを鉄鍋で炒め、目玉焼きを乗せた郷土の定番料理。
クヌーデル(Knödel) · パンや肉を練り込んだ団子をスープに入れたり付け合わせにしたりする万能料理。
カイザーシュマーレン(Kaiserschmarrn) · 厚めのパンケーキを崩して焼き上げ、干しブドウやプラムのコンポートを添えるオーストリア皇帝ゆかりのデザート。
シュペックネーデル(Speckknödelsuppe) · チロル産のベーコンを練り込んだ団子を澄んだスープに浮かべた温まる一品。
ベストシーズン

6月から9月は登山やハイキングに最適で山小屋も営業し、12月から3月はスキーと旧市街のクリスマスマーケットが楽しめる。両シーズンの狭間の4-5月と10-11月は施設の休業が多く訪問には不向き。

街の巡り方

旧市街は徒歩で十分回れるコンパクトさで、郊外の宮殿や山岳施設へはトラムとバスが充実している。インスブルックカードを使えばロープウェイや博物館の入場料と公共交通がまとめてカバーできる。

現地の裏技

ノルトケッテのロープウェイは午前中の早い時間なら観光客が少なく、山頂からの街と山並みの眺めを独占できる。

よくある質問

インスブルックは何日あれば観光できますか?+

旧市街だけなら1日で回れるが、ノルトケッテやアンブラス城など山岳施設も含めるなら2泊3日が理想的。

ウィーンやザルツブルクからのアクセスは?+

ウィーンから鉄道で約4時間、ザルツブルクからは約2時間で、いずれも直通列車が頻繁に運行している。

夏でもロープウェイで雪は見られますか?+

標高2300m付近のハーフェレカールでは真夏でも岩肌が中心だが、周辺の高峰には万年雪や氷河が残っている。

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