ヨルダン

アンマン:7つの丘に古代ローマが眠る街を歩く

アンマンは古代ローマの円形劇場と真っ白な石造りの現代建築が丘の斜面に折り重なる、7つの丘の街。中東の喧騒とは一線を画す落ち着いた空気の中に、数千年の歴史が幾層にも積み重なっている。死海やペトラへの玄関口としてだけでなく、街そのものにじっくり滞在する価値がある。

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見どころ

1

アンマン・シタデル

市内最高地点の丘に築かれた古代遺跡群で、ヘラクレス神殿の巨大な柱がシンボル。ウマイヤ朝の宮殿跡や考古学博物館も併設される。

2

ローマ劇場

2世紀に建設された6000人収容の円形劇場で、現在も舞台として使われることがある。急な階段を登ると音響の良さが体感できる。

3

キング・アブドゥッラー・モスク

青いモザイクドームが目を引く現代モスクで、非イスラム教徒も見学可能。3000人を収容する内部空間は静謐な雰囲気に包まれる。

4

ラバット地区

おしゃれなカフェやギャラリー、セレクトショップが集まる新興エリアで、若者文化を感じられる散策スポット。

5

ジャラ・ストリート

骨董品店やヴィンテージショップが並ぶダウンタウンの通りで、掘り出し物探しや地元の日常風景を楽しめる。

6

ダーラット・アル・フヌーン

1920年代の邸宅を改装した現代アートセンターで、ヨルダン人・アラブ人アーティストの作品展示やオリーブ園の庭が魅力。

7

レインボー・ストリート

土曜市や個性的なカフェ、書店が並ぶ人気の通りで、夕暮れ時の散歩やナイトライフの起点として賑わう。

モデルコース(1日の過ごし方)

8:00
ハシェム・レストラン ダウンタウンの老舗でファラフェルとフムスの朝食、地元民に混じって立ち食いスタイルを体験。
9:30
アンマン・シタデル(ジャバル・アル・カラア) 丘の上のヘラクレス神殿跡から市街を一望し、考古学博物館で出土品を見学。
11:30
ローマ劇場 2000年前に建てられた石造りの円形劇場に登り、当時の音響効果を体感。
13:00
ラバット地区のカフェ モダンなカフェでランチと休憩、周辺のギャラリーやセレクトショップを散策。
16:00
ラフィディーン広場周辺の市場 スパイスや乾物、ナッツを売る商店街を歩き、お土産のカルダモンコーヒーを購入。

グルメ

アンマンの食事はレバント地方の伝統料理と中東の香辛料が融合した滋味深い味わいが魅力。

マンサフ · ヨルダンの国民食とも言える一皿で、発酵乾燥ヨーグルトのジャミードソースをかけた羊肉と米を、パンの上に盛り付けて食べる伝統料理。
ムサッハン · スマックとオリーブオイルで味付けした鶏肉を、玉ねぎと松の実とともに薄焼きパンに乗せて焼き上げたパレスチナ由来の名物。
ファラフェル&フムス · ダウンタウンの老舗ハシェムでは、揚げたてのひよこ豆コロッケとなめらかなフムスを薄焼きパンで巻いて食べるのが定番の朝食スタイル。
カナーフェ · 溶けたチーズを甘いシロップ漬けの細い生地で包んで焼き上げたデザートで、食後に温かいまま楽しむのが地元流。
ベストシーズン

3月〜5月と9月〜11月が最適で、日中は20℃前後と過ごしやすく夜も冷え込みすぎない。夏(6〜8月)は乾燥した暑さが40℃近くまで上がり、冬(12〜2月)は稀に雪が降るほど冷え込むため防寒が必要。

市内の移動

市内は7つの丘(ジャバル)に広がり坂道が多いため、徒歩だけでの移動は疲れる。配車アプリのUberやCareemが安価で使いやすく、白タクよりも安全でおすすめ。路線バスもあるが行き先表示がアラビア語のみで観光客には難しいので、短距離はタクシー、遠出はカリード(共同乗合タクシー)を活用すると効率的。

現地情報通のヒント

金曜日は多くの店が午前中休業するため、ダウンタウンでの買い物や食事は午後以降に予定を組むと良い。またシタデルは夕方の閉館1時間前が観光客も少なく、夕日に染まる街並みが美しい。

よくある質問

アンマンだけで何日あれば十分ですか?+

市内観光自体は1〜2日で回れますが、死海やジェラシュへの日帰りを組み込むなら3〜4日は見ておくと余裕を持って楽しめます。

女性ひとり旅でも安全ですか?+

中東の首都の中では治安が非常に良く、観光客への犯罪も少ないですが、肌の露出を控えた服装や夜間の人通りが少ない路地を避けるなど基本的な配慮は必要です。

アラビア語が話せなくても大丈夫ですか?+

ラバット地区やダウンタウンのホテル・レストランでは英語が通じることが多く、配車アプリを使えば行き先の会話も不要なので旅行者でも問題なく過ごせます。

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