クロアチア

海が奏でるオルガン、ザダルで夕日と旧市街を歩く

ザダルはドブロブニクやスプリットほど観光客に埋め尽くされていない、それでいて2000年以上の歴史を持つ旧市街を持つ港町です。波の力で音を鳴らす「海のオルガン」と、太陽光で発電する「太陽の挨拶」という2つのユニークなインスタレーションが、この街を単なる古都以上の場所にしています。石畳の路地を歩けば、ローマ時代のフォルムとヴェネツィア統治時代の城壁が同居する独特の重層感に出会えます。

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次のステップ

見どころ

1

海のオルガン(モルスケ・オルグリェ)

波の力で空気を送り込み、階段状の管が音楽を奏でる世界初の海洋楽器。日没時に座って音を聴くのが定番の過ごし方です。

2

太陽の挨拶(ポズドラフ・スンツ)

直径22mの円形パネルが日中に太陽光を蓄え、夜になると光と音のショーを繰り広げるモニュメントで、ヒッチコックが世界一美しいと称した夕日の特等席。

3

聖ドナト教会

9世紀に建てられた円形のビザンチン様式教会で、ローマ時代のフォルムの石材を転用して建てられた独特の構造が見どころです。

4

聖アナスタシア大聖堂

ダルマチア地方最大のロマネスク様式大聖堂で、鐘楼に登れば旧市街と海を見渡すパノラマが広がります。

5

五つの井戸広場

16世紀にヴェネツィア統治下で造られた給水施設で、現在は緑豊かな公園として市民に親しまれています。

6

陸の門

ヴェネツィア人建築家サンミケーリが設計した壮麗な石造りの門で、旧市街と城壁の歴史を今に伝えます。

7

考古学博物館

先史時代からローマ、中世に至るザダル周辺の出土品を展示し、街の重層的な歴史を体系的に学べます。

モデルコース

9:00
聖アナスタシア大聖堂 鐘楼に登り旧市街と海の全景を眺めて一日をスタート
11:00
聖ドナト教会とローマ時代のフォルム ビザンチン建築とローマ遺跡が重なる独特の景観を見学
13:00
旧市街の食堂でブロデットのランチ 魚介の煮込みとポレンタで腹ごしらえ
16:00
五つの井戸広場と陸の門 緑陰を歩きながらヴェネツィア統治時代の建築を巡る
18:30
海のオルガンと太陽の挨拶 波の音楽を聴きながら日没を迎え、光のショーで締めくくる

グルメ

ザダルはダルマチア料理とアドリア海の新鮮な魚介が味わえる、素朴で滋味深い食文化を持っています。

パシュティツァダ · 牛肉を赤ワインとプルーンでじっくり煮込んだダルマチア地方の伝統的な祝祭料理で、ニョッキと共に供されることが多いです。
ブロデット · 複数の魚介とトマトをじっくり煮込んだ漁師風シチューで、ポレンタと一緒に食べるのが定番です。
マラシュカ・チェリー・リキュール(マラスキーノ) · ザダル発祥のサワーチェリーを使ったリキュールで、食後酒として街のバーで広く楽しめます。
シュコイ産カキ · 近郊のリム湾やノヴィグラード湾で養殖される良質なカキで、シンプルにレモンを絞って生で味わうのが人気です。
ベストシーズン

5月から6月、9月から10月が気候も穏やかで観光客も比較的少なく最適です。7〜8月は気温が高く混雑しますが、夕日鑑賞や海水浴を楽しむには絶好の季節でもあります。

市内交通

旧市街はコンパクトで徒歩で十分に周遊可能です。近郊の島や国立公園へはフェリーやバスが便利で、空港から市内へはシャトルバスかタクシーを利用します。

旅のコツ

海のオルガンで夕日を見るなら、観光客が集まり始める30分前に場所を確保し、太陽の挨拶が光り始める日没直後まで粘ると、昼と夜両方の表情を楽しめます。

よくある質問

ザダルはドブロブニクと比べてどう違いますか?+

ドブロブニクより観光客が少なく物価も控えめで、ローマ遺跡とヴェネツィア建築が混在する独特の街並みが魅力です。海のオルガンなど現代的なアート作品があるのも特徴です。

ザダルから日帰りで行ける観光地はありますか?+

プリトヴィツェ湖群国立公園やコルナティ諸島国立公園へは日帰りツアーが多数運行しており、透明度の高い海や滝の絶景を楽しめます。

何日あればザダルを満喫できますか?+

旧市街の主要な見どころは1日から2日あれば十分回れますが、近郊の島や国立公園を含めるなら3日から4日ほど確保するのがおすすめです。

旅行に便利

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