ポーランド

小人像とドラゴンが潜む、百橋の水都ヴロツワフ

ヴロツワフはオーデル川の複数の中州にまたがる街で、100以上の橋が街区を結んでいます。ドイツ領ブレスラウだった歴史を色濃く残す建築と、戦後にポーランド人が再建した旧市街が独特の重層感を生み出し、街のあちこちには市民の抵抗運動を記念する小さなブロンズの小人像が隠れています。学生が多く運河沿いにカフェが並ぶ、歩いて楽しい規模感の街です。

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見どころ

1

旧市街広場(ルィネク)

カラフルな装飾ファサードの建物群と、中央にそびえるゴシック様式の旧市庁舎が見どころ。夜はライトアップされ一層美しくなる。

2

オストルフ・トゥムスキ(大聖堂島)

ヴロツワフ発祥の地とされる島で、ネオゴシックの大聖堂が建つ。夕方になるとガス灯に点灯夫が火を灯す光景が見られる。

3

百年記念ホール

1913年建造の鉄筋コンクリート建築で、ユネスコ世界遺産。隣接する日本庭園と噴水ショーも人気。

4

パノラマ・ラツワヴィツカ

18世紀の戦闘を描いた360度の巨大円形絵画。円筒状の専用館内をぐるりと歩きながら鑑賞する。

5

ヴロツワフ大学の数学塔(マテマティチナ・ヴィエジャ)

バロック様式の大学本館にある展望塔で、旧市街と川を一望できる。塔内には天文学の展示も残る。

6

小人(クラスノルドキ)巡り

街中に600体以上散らばるブロンズの小人像。共産主義時代の反体制運動「オレンジ・オルタナティブ」に由来する市の名物。

7

聖ヤコブ大聖堂と塩の広場

旧市街広場のすぐ隣、花市が立つ塩の広場と煉瓦造りのゴシック教会の組み合わせが絵になる一角。

モデルコース

9:00
旧市街広場 朝の人が少ない時間に旧市庁舎とカラフルな建物群を撮影しながら散策
11:00
聖ヤコブ大聖堂周辺と塩の広場 花市を覗きつつ小人像を数体探す
13:00
旧市街の食堂 シロンスキェ・クルスキかピエロギで昼食
15:00
オストルフ・トゥムスキ 大聖堂と橋を渡りながら島の静かな雰囲気を楽しむ
18:00
百年記念ホールと日本庭園 噴水の光と音のショーを鑑賞して一日を締めくくる

グルメ

シレジア地方の郷土料理とポーランド全土の定番が混ざり合うのがヴロツワフの食卓。

シロンスキェ・クルスキ · じゃがいも団子にくぼみをつけたシレジア風ダンプリング。グレービーソースやローストにたっぷり絡めて食べる。
ピエロギ · 茹で餃子状の伝統料理。ルスキ(じゃがいもとチーズ)やミンチ肉入りなど旧市街の食堂で気軽に楽しめる。
ジュレック · ライ麦を発酵させた酸味のあるスープで、ゆで卵とソーセージが入るのが定番。
オボヴァジェク(ビーグル風パン) · 街角の屋台で売られる輪っかパン。ケシの実やゴマがまぶされ、朝食や小腹満たしに重宝する。
ベストシーズン

5月から9月が過ごしやすく、特に6月のミュージックイベントや川沿いのカフェが賑わう季節。12月のクリスマスマーケットも旧市街広場を彩り人気が高い。

市内交通

旧市街から百年記念ホールなど郊外の見どころまではトラムが便利で、市内中心部は徒歩でほぼ回りきれるコンパクトさ。自転車シェアも充実しており、川沿いの遊歩道を走るのも気持ちがいい。

現地情報

小人像は観光案内所で配布(または書店で購入)できる専用マップを片手に探すと格段に見つけやすく、子供連れにも大人にも意外とハマる街歩きゲームになる。

よくある質問

ヴロツワフの小人像は本当に全部見られますか?+

600体以上あり全制覇は難しいですが、旧市街周辺だけでも20〜30体は数時間で見つけられます。専用マップの利用がおすすめです。

ワルシャワやクラクフからの移動手段は?+

鉄道が便利で、ワルシャワから特急で約4時間、クラクフからも直通列車があります。国内線の飛行機も選択肢です。

治安面で気をつけることはありますか?+

旧市街周辺は観光客も多く比較的安全ですが、駅周辺の夜間や人混みでのスリには他の欧州都市同様の注意が必要です。

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