王家とチョコレートと魔術伝説が交差する街、トリノ
トリノはイタリア統一の発祥地でありながら、フィアットが生んだ工業都市としての顔も持つ、二面性の街です。サヴォイア王家が残した壮麗な宮殿とバロック建築が並ぶ一方、路地裏にはビチェリンを生んだ老舗カフェが静かに佇みます。ミラノやフィレンツェとは違う、少し北欧的で落ち着いた空気が魅力です。
見どころ
モーレ・アントネッリアーナ
トリノのシンボルである尖塔建築で、内部には国立映画博物館が入り、展望エレベーターから街とアルプスを一望できます。
王宮(パラッツォ・レアーレ)
サヴォイア王家がかつて暮らした豪華な宮殿で、世界遺産にも登録されている歴代王家の居城群のひとつです。
エジプト博物館
カイロを除けば世界最大級とされるエジプト文物コレクションを誇り、ミイラや石棺など貴重な展示が並びます。
サン・カルロ広場
「トリノの応接間」と呼ばれる優雅なバロック広場で、双子教会と老舗カフェに囲まれています。
スペルガ聖堂
丘の上に建つ壮麗なバシリカで、ケーブルカーで登れば市街とポー川、アルプス山脈まで見渡せます。
ポー川沿いとヴァレンティーノ公園
川沿いの遊歩道と中世の城を模した公園があり、地元の人々の憩いの場になっています。
トリノ大聖堂(聖ヨハネ大聖堂)
「聖骸布」を安置することで知られるルネサンス様式の大聖堂で、静謐な雰囲気に包まれています。
モデルプラン
グルメ
トリノはイタリアきってのチョコレートとアペリティーヴォ発祥の地とされ、濃厚で洗練された食文化を誇ります。
4月から6月と9月から10月が過ごしやすく、気候も安定しています。冬は霧が出やすいですが、クリスマス市やジャンドゥイオットを楽しむには絶好の季節です。
中心部はコンパクトで徒歩観光がしやすく、地下鉄1路線とトラム・バス網が郊外への移動を補います。観光には72時間有効のトリノ+ピエモンテカードが便利です。
老舗カフェでのビチェリンは午後の混雑を避け、開店直後の午前中に訪れると落ち着いて味わえます。
よくある質問
トリノは何日あれば十分観光できますか?+
主要な見どころは2〜3日あれば効率よく回れますが、郊外のスペルガ聖堂や近郊のワイン産地まで足を伸ばすなら4日ほど見ておくと安心です。
ミラノからトリノへのアクセスは?+
高速鉄道フレッチャロッサやイタロで約1時間と近く、日帰りも可能ですが、宮殿群や博物館をじっくり見るなら宿泊がおすすめです。
トリノならではのお土産は何がありますか?+
ヘーゼルナッツチョコレートのジャンドゥイオットが定番で、老舗チョコレート店では量り売りやギフトボックスも充実しています。