黒海と山霧が出会う町、トラブゾンを歩く
トラブゾンはイスタンブールとは全く違う顔を持つ黒海沿岸の港町。断崖に張り付くビザンツ時代の修道院、霧に包まれた山あいの高原、そしてコクレット(小魚)で有名な食卓が旅人を待っています。かつてトレビゾンド帝国の都として栄えた歴史も、街の随所に色濃く残っています。
見どころ
スメラ修道院
標高1200mの断崖絶壁に築かれた4世紀創建のギリシャ正教修道院。フレスコ画が残る内部と絶景の立地は必見です。
アヤソフィア博物館(トラブゾン)
13世紀に建てられたビザンツ様式の教会で、現在はモスクとして使われながらも美しいフレスコ画が公開されています。
ウズンギョル湖
山々に囲まれた静かな湖畔リゾートで、木造家屋とマス料理のレストランが並ぶ人気の避暑地。
トラブゾン城
トレビゾンド帝国時代に築かれた城壁で、旧市街オルタヒサル地区の高台から港町を一望できます。
アタテュルク・キョシュキュ
1930年代にアタテュルクが滞在した白亜の邸宅。市街を見下ろす丘の上に建ち、内部は当時の調度品を展示しています。
ボズテペ
街と黒海を一望できる展望スポットで、夕暮れ時に地元の人々が集まる高台。
トラブゾン旧市街(オルタヒサル)
石畳の路地にオスマン様式の木造家屋が並ぶ歴史地区で、当時の商業の中心地でもありました。
モデルコース
グルメ
黒海地方独特の食文化が根付くトラブゾンでは、アンチョビとコーン、そして山のチーズが料理の主役になります。
5月から9月が最も過ごしやすく、特に6〜8月はウズンギョルなど高原エリアが緑に覆われ絶好の避暑シーズンになります。冬は山間部で積雪もあり、スメラ修道院への道が閉鎖されることもあるため注意が必要です。
市内はミニバス(ドルムシュ)が主要な交通手段で、旧市街や港周辺は徒歩でも十分回れます。スメラ修道院やウズンギョルなど郊外の見どころへは、現地発着のツアーバスやレンタカーの利用が便利です。
スメラ修道院は午前中の早い時間に訪れると団体観光客と重ならず、霧が晴れた断崖の景色をゆっくり楽しめます。
よくある質問
トラブゾンはイスタンブールから日帰りできますか?+
距離があるため日帰りは現実的ではありません。飛行機で約1時間半かかり、スメラ修道院などの郊外観光も含めると最低2泊は必要です。
スメラ修道院までのアクセス方法は?+
市内から車やツアーバスで約1時間。修道院の入口から本堂までは急な階段を15分ほど登る必要があるため、歩きやすい靴がおすすめです。
ウズンギョルはどのくらい滞在するのがおすすめですか?+
日帰りでも十分ですが、木造ロッジに1泊して朝霧の湖畔を散策するのも人気の楽しみ方です。