ポルトガル

霧の丘に城が浮かぶ町、シントラの宮殿めぐり

シントラはリスボンから電車で約40分、ユーラシア大陸の西端に近い山あいにある町で、ポルトガル王室や貴族が避暑地として愛した場所です。霧に包まれた丘の上に極彩色の宮殿や神秘的な庭園が点在し、街全体が世界遺産に登録されています。一日では回りきれないほど見どころが密集しているので、歩く距離と時間配分の計画が肝心です。

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次のステップ

見どころ

1

ペーナ宮殿

黄色と赤のロマン主義様式の宮殿で、シントラのシンボル的存在。丘の頂上に建ち、晴れた日は大西洋まで見渡せます。

2

レガレイラ宮殿と庭園

錬金術や秘密結社の象徴が随所に隠された庭園で、地下の螺旋階段『引き込みの井戸』が特に人気です。

3

シントラ国立宮殿

町の中心にある白亜の宮殿で、2本の巨大な円錐形の煙突が特徴。中世から続く王家の居城でした。

4

ムーアの城跡

8〜9世紀にムーア人が築いた城壁で、山の稜線に沿って続く城壁を歩くと眼下にシントラの町が広がります。

5

モンセラーテ宮殿

インド・イスラム様式を取り入れた優雅な宮殿で、広大な植物園には世界中の珍しい樹木が植えられています。

6

シントラ歴史地区

石畳の路地に土産物店やカフェが並ぶ旧市街で、宮殿めぐりの合間に休憩するのに適しています。

7

カボ・ダ・ロカ

シントラから足を延ばせるユーラシア大陸最西端の岬で、灯台と断崖が織りなす景観は圧巻です。

モデルコース

9:00
ペーナ宮殿 開場直後に入り、混雑前に宮殿内部とテラスからの眺望を楽しむ
11:00
ムーアの城跡 ペーナ宮殿から徒歩圏、城壁沿いに歩いて町の全景を眺める
13:00
シントラ歴史地区 老舗ピリキータでトラヴェセイロとランチ休憩
14:30
レガレイラ宮殿と庭園 『引き込みの井戸』の螺旋階段と洞窟庭園を探索
17:00
モンセラーテ宮殿 夕方の柔らかい光の中、庭園を散策して一日を締めくくる

名物グルメ

シントラは素朴な焼き菓子とポルトガルの家庭料理を味わえる土地です。

トラヴェセイロ · 卵クリームを詰めたパイ生地の菓子で、シントラ発祥。老舗『ピリキータ』が有名です。
ケイジャーダ · チーズと卵を使った小さな焼き菓子で、修道院時代からの伝統的なレシピが今も残ります。
バカリャウ・ア・ブラス · 干し鱈をジャガイモや卵と炒めたポルトガル定番料理で、町の食堂で気軽に食べられます。
カルド・ヴェルデ · ケールとジャガイモのポルトガル風スープで、寒い霧の日にぴったりの一皿です。
ベストシーズン

3月から5月、9月から10月が観光に最適です。夏は霧が晴れやすい反面リスボンからの日帰り客で大混雑し、真夏は蒸し暑くなることもあります。冬は霧が濃く宮殿が幻想的に見えますが、雨天が多くなります。

市内交通

町自体は小さく徒歩で回れますが、主要宮殿は丘の上に点在しているため、434番の観光循環バス(Scotturb)の利用が現実的です。リスボンからはロシオ駅発の近郊電車が便利で、車での訪問は駐車場不足のため避けた方が無難です。

現地情報通のヒント

ペーナ宮殿とレガレイラ宮殿は午前9時の開場直後に入るのが鉄則で、10時を過ぎると団体客と観光バスで長蛇の列になります。チケットは事前にオンライン購入して並ばずに入場するのがおすすめです。

よくある質問

シントラは日帰りで回れますか?+

主要な宮殿2〜3か所に絞れば日帰りも可能ですが、レガレイラ宮殿やモンセラーテ宮殿まで含めるなら1泊した方がゆとりを持って楽しめます。

リスボンからのアクセス方法は?+

ロシオ駅から近郊電車で約40分、本数も多く運賃も安いため最も便利な移動手段です。

宮殿のチケットは現地で買えますか?+

購入は可能ですが、特にペーナ宮殿とレガレイラ宮殿は繁忙期に長い行列ができるため、公式サイトでの事前購入を強くおすすめします。

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