中世の騎士団が眠る島、ロードス旧市街を歩く
ロードス島はエーゲ海南東部、トルコ沿岸近くに浮かぶギリシャ最大級の島で、聖ヨハネ騎士団が築いた城壁都市が今も生きた街として残る珍しい場所です。旧市街の石畳を歩けば中世に迷い込んだような感覚になり、少し足を延ばせばリンドスの断崖やビーチリゾートも楽しめます。歴史好きにもビーチ派にも、両方満足できる懐の深い島です。
見どころ
騎士団長の宮殿(パラッツォ・デル・グラン・マエストロ)
14世紀に聖ヨハネ騎士団が建てた要塞兼宮殿で、モザイク床や武具コレクションが見もの。第二次大戦前にイタリア統治下で大規模に再建された経緯も興味深い。
騎士通り(オドス・イッポトン)
石畳が続く中世そのものの通りで、各国出身の騎士団員が暮らした「イン(宿坊)」が並ぶ。夕方以降は観光客が減り雰囲気が一層増す。
考古学博物館(旧騎士団病院)
15世紀の騎士団病院を転用した博物館で、アフロディテ像などロードス出土の古代彫刻を収蔵する。中庭の静けさも魅力。
リンドスのアクロポリス
断崖の上に古代アテナ神殿とドーリア式柱廊が残る絶景スポットで、眼下にはリンドス湾の紺碧の海が広がる。麓の村から徒歩かロバで登る。
マンドラキ港と鹿の像
かつて「世界の七不思議」ロードスの巨像が跨いだと伝わる港の入口で、現在は鹿の像が立つ。風車が並ぶ港沿いの散歩が気持ちいい。
ロードス新市街の城壁散策路
旧市街をぐるりと囲む城壁沿いの遊歩道で、堀の緑地から要塞の全景を眺められる。夕暮れ時の光が壁を美しく染める。
セブンスプリングス(エフタ・ピゲス)
島の内陸にある湧水と小川のオアシスで、暗いトンネルを抜けて池にたどり着く体験型スポット。夏の暑さを忘れさせてくれる。
モデルコース
グルメ
ロードスの食卓はギリシャ本土の味に加え、エーゲ海と中世の交易史が育んだ独自の食材が並びます。
4月下旬〜6月と9月〜10月上旬が狙い目です。海水浴も可能な暖かさで、真夏(7〜8月)ほどの混雑や40度近い酷暑を避けられます。
旧市街と新市街は徒歩で十分回れますが、リンドスなど島内の観光にはレンタカーやバス(KTELロードス)が便利です。夏季はリンドス行きの観光バスも頻発します。
旧市街は日中クルーズ船の団体客で混雑するので、宮殿や騎士通りは開館直後の朝一番か、団体が引き上げる夕方以降に訪れると驚くほど静かに楽しめます。
よくある質問
ロードス島には何泊くらい必要ですか?+
旧市街とリンドス、ビーチを一通り楽しむなら最低3〜4泊がおすすめです。island内をゆっくり周遊するなら5泊以上あるとさらに余裕を持てます。
アテネからロードス島へのアクセス方法は?+
アテネから飛行機で約1時間、夏季は直行便も多く便利です。フェリーの場合は所要約12〜18時間かかるため、時間に余裕がある旅向きです。
リンドスへは日帰りできますか?+
はい、ロードス市街からバスや車で約50分なので日帰り観光が可能です。ただし断崖の遺跡は日差しが強いので、朝早めの出発がおすすめです。