オスロ:フィヨルドと森に抱かれた北欧の首都
オスロは北欧の首都でありながら、市街のすぐ北に森が迫り、南にはオスロフィヨルドが広がる自然近接型の都市だ。ヴァイキング船から現代建築のオペラハウスまで、千年単位の歴史が港沿いにコンパクトに凝縮されている。派手さより、静かな洗練と自然との距離の近さがこの街の個性だ。
見どころ
ヴィーゲラン彫刻公園
彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの生涯の作品200点以上が野外に並ぶ、世界最大級の彫刻公園。
ムンク美術館
エドヴァルド・ムンクの作品を1万点以上所蔵する新美術館で、『叫び』の代表作が見られる。
国立美術館(ナショナルミュージアム)
2022年開館の北欧最大級の美術館で、ムンクの別バージョン『叫び』やノルウェー美術の全体像がわかる。
ヴァイキング船博物館
9世紀の実物のヴァイキング船が保存展示されており、当時の造船技術の精巧さに驚かされる。
オスロ・オペラハウス
大理石とガラスでできた屋根がそのまま歩ける傾斜デッキになっており、フィヨルドの景色を一望できる。
アーケシュフース城
13世紀築の要塞兼城で、港を見下ろす高台に立ち、第二次大戦時の歴史も刻まれている。
ホルメンコーレン・スキージャンプ台
1892年から続く歴史あるジャンプ台で、展望台からはオスロ市街とフィヨルドの絶景が広がる。
モデルコース(1日)
グルメ
海に面した港町らしく魚介と、ノルウェーらしい伝統料理が楽しめる。
5月から8月が日照時間も長く過ごしやすいが、6月下旬から8月上旬は観光客と物価がピークになる。個人的には9月がおすすめで、フィヨルドクルーズも快適なうえ宿泊費がやや落ち着く。
市内はトラム、バス、地下鉄(T-bane)、フェリーが一体の交通網で結ばれ、Ruter社のアプリ一枚で全て乗れる。夏場はビグドイ半島やホルメンコーレン方面へのフェリー・ケーブルカー移動も気持ちが良く、中心部なら徒歩でも十分回れる。
観光客の多くはビグドイ半島へバスで向かうが、実は港からのフェリー(Ruterの乗車券でそのまま乗れる)の方が早く景色も良い。夏の混雑期は始発近くの便を狙うと博物館の行列も避けられる。
よくある質問
オスロは物価が高いと聞きますが、節約する方法はありますか?+
外食は確かに高額ですが、スーパー(Kiwiやレマ1000)で食材を買えば抑えられます。また主要美術館の多くは月曜休館の代わりに毎週木曜が夜間無料や割引になることがあるので事前確認がおすすめです。
フィヨルド観光はオスロから日帰りできますか?+
オスロ自体はフィヨルドの奥に位置するオスロフィヨルドに面しており、市内発の遊覧船で島巡りは日帰り可能です。ただしソグネフィヨルドなど西海岸の大迫力フィヨルドを見るには、ベルゲン方面へ1泊以上の小旅行が必要です。
ムンクの『叫び』はどこで見られますか?+
2021年に開館した新美術館ムンク(Munch)で見られます。国立美術館(Nasjonalmuseet)にも別バージョンの『叫び』が常設展示されているため、両方訪れると見比べができて興味深いです。