ウクライナ

黒海に佇む歴史都市、オデーサの階段と港町の記憶

オデーサは18世紀末にロシア帝国がつくった黒海最大の港湾都市で、イタリア人建築家の設計による優雅な街並みと、ユダヤ系・ギリシャ系・フランス系移民が育んだ独特のユーモアの文化が同居する街です。有名なポチョムキン階段は映画史に残る名場面の舞台であり、旧市街のアカシア並木と石畳は今も帝政時代の面影を残しています。2022年以降の情勢により渡航には最新の安全情報の確認が不可欠ですが、この街が持つ独特の魅力は色褪せていません。

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旅の準備

見どころ

1

ポチョムキン階段

192段の巨大な石段で、下から見上げると台形に、上から見下ろすと長方形に見える錯視の設計。映画『戦艦ポチョムキン』の名場面の舞台として世界的に有名。

2

オデーサ国立オペラ・バレエ劇場

ウィーンの建築家フェルナー&ヘルマーが手がけたバロック様式の劇場で、世界で最も美しい劇場の一つに数えられる。内部見学ツアーも人気。

3

デリバシフスカ通り

街の中心を貫くメインストリートで、19世紀の建物が並ぶ歩行者天国。カフェやストリートパフォーマンスで賑わう。

4

プリヴォズ市場

地元民の台所とも言える巨大市場。新鮮な魚介や果物、ハチミツが並び、オデーサ庶民の暮らしを肌で感じられる。

5

オデーサ考古学博物館

黒海北岸の古代ギリシャ植民地遺跡からの出土品を展示する、ウクライナ屈指の考古学コレクション。

6

アルカディア・ビーチ

市南部に広がるリゾートエリアで、夏は海水浴客やナイトクラブで賑わうオデーサ随一の行楽地。

7

ヴォロンツォフ宮殿と灯台

黒海を見渡す崖の上に立つ古典主義建築の宮殿。隣接する展望台からの港の眺めが美しい。

モデルコース

9:00
プリヴォズ市場 地元の朝の活気を見学しつつ、新鮮な果物やハチミツで軽く朝食。
11:00
デリバシフスカ通り散策 帝政時代の建物を眺めながらカフェで一休み。
13:00
オデーサ国立オペラ・バレエ劇場 外観鑑賞と内部見学ツアーに参加。
15:00
ポチョムキン階段とヴォロンツォフ灯台展望台 港を見下ろす絶景を楽しみ、フニクラで移動。
19:00
旧市街のレストラン フォルシュマークやオデーサ風ボルシチで夕食。

グルメ

オデーサの食文化は黒海の海の幸とユダヤ・ギリシャ・ベッサラビアの味が混ざり合った独自のもの。

フォルシュマーク · 塩漬けニシンとりんご、玉ねぎを刻んで練り上げたユダヤ系オデーサの伝統的な前菜。
チェルノモルスカ・カムバラ(黒海産カレイの塩焼き) · 黒海で獲れるカレイをシンプルに塩焼きにした地元定番の魚料理。
オデーサ風ボルシチ · 他地域より酸味とニンニクが効いた濃厚な一杯で、サーロ(豚脂の塩漬け)を添えて食べる。
ヴァレニキ · チェリーやチーズ、じゃがいもなどを包んだウクライナの水餃子で、サワークリームをかけて食べる。
ベストシーズン

5月〜6月と9月が過ごしやすく、観光と海水浴を両立できるベストシーズン。真夏の7〜8月は暑さとビーチの混雑がピークになる。冬は黒海からの風が冷たく観光には不向き。

移動手段

旧市街の主要スポットは徒歩で十分回れるコンパクトさが魅力で、トラムやトロリーバスも安価で利用できる。タクシーは配車アプリを使うのが安全で分かりやすい。

現地情報

ポチョムキン階段の隣にあるフニクラ(ケーブルカー)を使えば階段を登らずに港エリアと旧市街を行き来でき、観光の合間の休憩にも便利。

よくある質問

オデーサへの旅行は現在安全ですか?+

2022年以降の情勢により渡航のリスクが高い状態が続いています。訪問を検討する場合は必ず外務省の海外安全情報など最新情報を確認してください。

オデーサの公用語は何ですか?英語は通じますか?+

公用語はウクライナ語ですが、ロシア語も広く話されています。観光地やホテルでは簡単な英語が通じる場合もありますが限定的です。

オデーサ観光には何日あれば十分ですか?+

主要な見どころは2〜3日あれば一通り回れますが、ビーチでのんびり過ごすなら4〜5日の滞在もおすすめです。

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