アメリカ合衆国

ジャズと湿地の混血都市、ニューオーリンズを歩く

ミシシッピ川が大きく蛇行するこの街は、フランスとスペインの植民地時代、アフリカ系文化、カリブ海の影響が層のように重なり合い、アメリカの他都市とはまったく違う空気を持っています。ジャズ発祥の地として、通りを歩くだけで生演奏が聞こえてくるのがこの街ならでは。湿気の多い亜熱帯気候と、地面より低い土地に築かれた独特の都市構造も、旅の記憶を濃くしてくれます。

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旅の準備

見どころ

1

フレンチクォーター

碁盤の目状に広がる歴史地区で、鉄細工のバルコニーが並ぶ街並みは18世紀の面影を色濃く残す。

2

ジャクソン広場とセントルイス大聖堂

広場を囲むアメリカ最古のカトリック大聖堂で、周囲にはタロット占い師や似顔絵師が集まる。

3

バーボンストリート

夜になるとネオンと生演奏が交錯する歓楽街で、賛否あるが一度は歩いておきたい通り。

4

フレンチマーケット

200年以上の歴史を持つ屋外市場で、香辛料やプラリネ、地元アーティストの雑貨が並ぶ。

5

セントルイス墓地第1号

地下水位が高いため遺体を地上納骨する独特の墓地で、ヴードゥーの女王マリー・ラヴォーの墓もある。ガイドツアーでの見学が必須。

6

ガーデンディストリクト

南北戦争前の豪邸が並ぶ住宅街で、樫の巨木のトンネルが作る木陰が心地よい。

7

ナショナル第二次世界大戦博物館

戦艦上陸用舟艇がここで開発された縁から建てられた大規模博物館で、歴史ファンなら半日は楽しめる。

モデルコース

9:00
カフェ・デュ・モンド ベニエとカフェオレで朝食、開店直後は行列が短い
10:30
ジャクソン広場・セントルイス大聖堂 広場周辺を散策し大聖堂内部を見学
13:00
フレンチマーケット 軽食とお土産探し、ガンボやポーボーイで昼食
15:00
セントルイス墓地第1号 ガイドツアーに参加しヴードゥーの歴史を学ぶ
20:00
フレンチメン通りのジャズクラブ 地元ミュージシャンの生演奏を聴きながら夜を過ごす

食べる

フランス、スペイン、西アフリカ、カリブの技法が混ざり合ったクレオール料理とケイジャン料理の本場。

ガンボ · オクラや香味野菜をベースにした濃厚シチューで、シーフードやソーセージ入りが定番。
ジャンバラヤ · 米と肉、シーフード、香辛料を炊き込んだ一皿料理で、家庭ごとに味が違う。
ポーボーイ · フレンチバゲットにフライドシュリンプや牛肉を挟んだサンドイッチで、屋台や食堂の定番メニュー。
ベニエ · 粉砂糖をたっぷりかけた揚げドーナツで、カフェ・デュ・モンドでコーヒーと共に味わうのが定番。
ベストシーズン

2月下旬から3月のマルディグラ前後は最も活気があるが宿泊費も高騰する。過ごしやすさ重視なら3〜5月か10〜11月が湿度も比較的落ち着きおすすめ。

市内交通

フレンチクォーターやガーデンディストリクトは徒歩で十分回れ、両者をつなぐには趣あるストリートカー(路面電車)が便利。郊外への移動は配車アプリかレンタカーが現実的。

現地の裏ワザ

バーボンストリートの喧騒を避けたい夜は、フレンチメン通り沿いの小さなジャズクラブに行けば地元客に混ざって本物の生演奏が楽しめる。

よくある質問

治安面で気をつけることはありますか?+

フレンチクォーター中心部は観光客も多く比較的安全だが、夜間は人通りの少ない裏通りを避け、貴重品は身につけすぎないのが無難。

マルディグラの時期はいつ訪れるべきですか?+

パレードが本格化するのは本祭の1〜2週間前からで、当日は混雑と宿泊費高騰がピークになるため前後の週を狙うのも一つの手。

ヴードゥーの墓地見学は個人でも可能ですか?+

セントルイス墓地第1号は保護のため個人立ち入りが制限されており、認可されたガイドツアーでの見学が基本となる。

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