野生動物と大都会が同居する街、ナイロビを歩く
ナイロビは「サファリの玄関口」として知られる東アフリカ最大級の都市でありながら、市街地のすぐ南に野生動物が暮らす国立公園を抱える世界でも珍しい首都です。植民地時代の面影を残す邸宅街と、活気あふれるダウンタウンのマーケットが同じ街の中に混在し、訪れるたびに違う顔を見せてくれます。サファリの前後に立ち寄る街としてだけでなく、それ自体が濃密な滞在先になり得る場所です。
見どころ
ナイロビ国立公園
市街地から車で約20分、都市のスカイラインを背景にライオンやキリン、サイまで見られる世界唯一の国立公園です。
デビッド・シェルドリック野生生物トラスト(象の孤児院)
親を失った子象を保護・育成する施設で、午前中の授乳タイムの一般公開が人気です。
ジラフ・センター
絶滅危惧種ロスチャイルドキリンに間近で餌をあげられる保護施設。手のひらから直接食べる姿が見られます。
カレン・ブリクセンの家(博物館)
「アフリカの日々」の著者が実際に暮らした農園兼邸宅で、当時の家具や庭園がそのまま保存されています。
ナイロビ国立博物館
ケニアの人類進化史や部族文化、野生動物の剥製展示までまとめて学べる、街歩き前に立ち寄りたいスポットです。
マサイマーケット
曜日ごとに開催地が変わる屋外市場で、ビーズ細工や木彫り、布製品などの手工芸品を直接作り手から買えます。
ボマス・オブ・ケニア
ケニア各地の伝統的な住居や踊りを一か所で体験できる文化施設で、夜の民族舞踊ショーが見応えあります。
モデルコース
グルメ
ナイロビの食は牧畜民の肉食文化と、多民族都市らしい多国籍な屋台文化が融合しています。
乾季にあたる6月〜10月と12月〜2月が観光のベストシーズンです。特に7〜10月はマサイマラのヌーの大移動と重なり、ナイロビを拠点にサファリへ出るツアーが最も充実します。
市街地はウーバーや配車アプリ経由の車移動が安全で便利で、地元の乗合ミニバス「マタトゥ」は雰囲気満点ですが土地勘がないと難易度が高めです。渋滞が激しいため、朝夕のラッシュ時間を避けたスケジュール調整をおすすめします。
象の孤児院は午前11時からの1時間限定公開なので、公式サイトで開館情報を確認したうえで午前中の予定を象の孤児院→ジラフ・センターの順に組むと移動が効率的です。
よくある質問
ナイロビは治安が心配ですが観光しても大丈夫ですか?+
中心部の一部エリアや夜間の徒歩移動は注意が必要ですが、カレン地区など観光客が多いエリアは比較的安全です。移動は基本的に配車アプリの車を使い、貴重品は持ち歩かないことをおすすめします。
ナイロビ国立公園だけでサファリ気分は味わえますか?+
ライオンやキリン、サイ、シマウマなど主要な動物はほぼ揃っており、半日〜1日の弾丸サファリとして十分満足できます。ただしゾウは生息しておらず、大迫力の大移動を見るならマサイマラなど遠方への遠征が必要です。
象の孤児院やジラフセンターは事前予約が必要ですか?+
象の孤児院は当日窓口でもチケットが買える場合がありますが、混雑期は公式サイトでの事前予約が確実です。ジラフセンターも同様にオンライン予約しておくと待ち時間を短縮できます。