オマーン

白い街マスカット、乳香とフィヨルドの海岸線を歩く

マスカットは高層ビルの代わりに白と砂色の低層建築が海岸線に沿って続く、アラビア半島でも独特の景観を持つ首都だ。乳香の交易で栄えた歴史と、切り立った岩山に囲まれたフィヨルドのような入り江が同居し、モスクの静けさとムトラー・スークの喧騒が数分の距離で味わえる。派手なドバイとは違う、素の湾岸文化に触れたい旅人に向いている。

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次のステップ

見どころ

1

スルタン・カブース・グランドモスク

2万人を収容できるオマーン最大のモスクで、世界第二位の大きさを誇るペルシャ絨毯と巨大シャンデリアが見どころ。金曜午前を除く午前中のみ観光客に開放される。

2

ムトラー・スーク

数百年の歴史を持つアラビア半島最古級の市場の一つで、乳香や香水、金細工の店が迷路のような路地に並ぶ。

3

ムトラー・コルニーシュ

海沿いの遊歩道からポルトガル要塞と伝統的なダウ船が浮かぶ湾を一望でき、夕方は地元家族の散歩コースになる。

4

アル・ジャラリ砦とアル・ミラニ砦

16世紀にポルトガルが築いた双子の要塞で、ムトラー湾の入り口を守るように岬の岩山にそびえる。

5

オマーン王立オペラハウス

湾岸地域で初めて建てられた本格的なオペラハウスで、内部の彫刻を施した木工とガラス細工は建築だけでも一見の価値がある。

6

ビマー・スーク

日曜と木曜の朝に開かれる魚市場で、水揚げされたばかりのマグロやハタが競りにかけられる活気ある光景が見られる。

7

カンタブ・ビーチ

市街から車で30分ほどの入り江にある静かなビーチで、切り立った崖に囲まれた透明度の高い海で泳げる。

モデルコース

8:00
スルタン・カブース・グランドモスク 開館直後の涼しい時間に訪れ、絨毯とシャンデリアをゆっくり鑑賞する
10:30
ムトラー・スーク 乳香や香水を扱う老舗店を覗きながら路地を散策する
12:30
コルニーシュ沿いの食堂 マクブースや新鮮な魚料理で昼食をとる
15:00
アル・ジャラリ砦周辺 要塞を眺めながら港の景色と伝統的なダウ船を撮影する
17:30
ムトラー・コルニーシュ 日没にあわせて海沿いを散歩し、地元の人々の夕方の過ごし方を眺める

グルメ

オマーン料理はインド、ペルシャ、東アフリカの影響を受けつつも独自の香辛料使いが際立つ。

シュワ · 香辛料をまぶした羊肉や山羊肉をバナナの葉で包み、地中に掘った窯で1日以上かけてじっくり蒸し焼きにする祝祭料理。
マクブース · クローブやシナモンで炊き込んだ香り高い米飯に、肉や魚を乗せたオマーン版ビリヤニのような一皿。
オマニ・ハルワ · 砂糖、ギー、サフラン、ナツメグを練り上げた粘り気のある伝統菓子で、カルダモンコーヒーと一緒に供される。
ルクマート · 揚げた小さな団子にデーツシロップをかけた甘い軽食で、市場や夜の屋台でよく見かける。
ベストシーズン

10月から4月が快適で、日中も過ごしやすく観光に適している。5月から9月は気温が45度近くまで上がり湿度も高いため屋外観光には厳しい。

市内移動

市内はタクシーか配車アプリでの移動が基本で、公共バスの路線網は限定的。主要な見どころは車で20分圏内に収まっているが、徒歩だけで回るには距離があり暑さも厳しい。

現地の裏技

グランドモスクの見学は午前8時から11時までに限られ、女性は髪を覆うスカーフと肌の露出を抑えた服装が必須なので、入り口で借りられる貸出用ローブも念のため確認しておくとよい。

よくある質問

マスカットでの服装のマナーはどの程度厳しいですか?+

公共の場では肩と膝を覆う服装が推奨され、特にグランドモスクでは女性は髪を覆うスカーフが必須。ビーチやホテル内では比較的自由だが、街中では控えめな服装が無難。

アルコールは飲めますか?+

イスラム教国だがオマーンは比較的寛容で、大型ホテルのバーやレストランではアルコールが提供される。ただし公共の場での飲酒や酩酊は避けるべき。

マスカットから日帰りできるおすすめの場所はありますか?+

車で1時間半ほどのワディ・シャブは切り立った渓谷とエメラルド色の淵で泳げる人気スポットで、日帰り旅行に適している。

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