スペイン

ピカソが生まれた太陽海岸の港町、マラガ

マラガはコスタ・デル・ソル(太陽海岸)の玄関口でありながら、単なるビーチリゾートではなく2000年以上の歴史が積み重なった古都でもある。ローマ時代の劇場跡の上にイスラム王朝の城塞がそびえ、細い路地を抜ければパブロ・ピカソが生まれた広場に出る。近年は美術館ラッシュで「アンダルシアの文化都市」として再評価が進んでいる。

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見どころ

1

アルカサバ

11世紀に築かれたイスラム王朝の要塞で、緑の庭園と幾重もの城壁が美しい。丘の上からは港とマラガの街並みを一望できる。

2

ヒブラルファロ城

アルカサバのさらに上に建つ14世紀の城砦で、頂上からの夕景は市内随一の眺め。歩いて登ると20分ほどの軽いハイキングになる。

3

マラガ・ローマ劇場

アルカサバの麓に眠っていた紀元前1世紀のローマ劇場跡。20世紀に発掘され、今も現役の野外劇場として使われることがある。

4

ピカソ美術館

画家の故郷であるこの街に、遺族の寄贈を核に開館した美術館。初期のデッサンから晩年の作品まで幅広く展示されている。

5

マラガ大聖堂

塔が一本しか完成しなかったことから「ラ・マンキータ(片腕の女)」と呼ばれる大聖堂。ルネサンスとバロックが混在する内部装飾も見応えがある。

6

アタラサナス市場

アラブ様式の門をくぐると広がる巨大な鉄骨造りの市場で、地元の新鮮な魚介と生ハムが所狭しと並ぶ。市場内の立ち飲みバルで軽く一杯やるのが定番。

7

マラゲータ・ビーチ

旧市街から歩いて行ける市民の海水浴場で、地元の家族連れで賑わう。海沿いのチリンギートでイワシの串焼きを食べるのがマラガ流。

モデルコース

9:00
マラガ大聖堂 開館直後に訪れて内部装飾とラ・マンキータの塔をじっくり見学
10:30
ピカソ美術館 故郷ゆかりの作品群を鑑賞し、周辺のピカソ生家広場も散策
12:30
アタラサナス市場 市場内のバルで新鮮な魚介とハモンのつまみを軽くつまむ
14:30
ローマ劇場とアルカサバ 遺跡を見学しながら城塞の庭園を通り抜ける
17:00
ヒブラルファロ城 丘を登り、港とマラゲータ海岸を染める夕日を眺める

グルメ

マラガはアンダルシアのタパス文化を代表する食の街で、海の幸から揚げ物まで安くて旨いものが揃う。

エスペト・デ・サルディナス · 炭火で焼いたイワシの串焼きで、ビーチ沿いのチリンギート(浜辺の食堂)で食べるのが本場流。
ペスカイート・フリート · 小魚やイカを軽く粉をまぶして揚げた盛り合わせで、レモンを絞ってビールと一緒にいただく。
アホブランコ · アーモンドとニンニクで作る冷製スープに、マラガ産の甘いマスカットぶどうを浮かべた夏の定番。
ビノ・デ・マラガ · この地方特産の甘口ワインで、食後にそのまま、またはデザートと合わせて楽しまれる。
ベストシーズン

3月から6月、または9月から10月が気候が穏やかで観光しやすい。真夏(7〜8月)は40度近くまで気温が上がることもあるが、ビーチ目的ならこの時期も人気が高い。"

市内交通

旧市街の主要な見どころは徒歩で十分回れるコンパクトさが魅力。空港からは市街まで直通の近郊列車(セルカニアス)で20分ほど、郊外や海沿いへの移動には路線バスが便利。

現地情報通のヒント

アタラサナス市場やタパスバルでは、朝早くか夕方の開店直後を狙うと地元客に混じって落ち着いて食事ができる。観光ピーク時間帯(13時台)は行列覚悟。

よくある質問

マラガはビーチとピカソゆかりの旧市街、どちらを優先すべき?+

滞在が1〜2日なら旧市街とピカソ美術館を優先し、余裕があればマラゲータ・ビーチや近郊のビーチタウンを組み合わせるのがおすすめ。

バルセロナやマドリードからのアクセスは?+

マドリードからは高速鉄道AVEで約2時間半、バルセロナからは飛行機で1時間強が便利。マラガ空港は市内から近く鉄道でも簡単にアクセスできる。

周辺の日帰りスポットはある?+

崖の上の街ロンダや、白い村ミハス、洞窟見学のできるネルハなどが日帰り圏内で人気。

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