美食とトラブールの街リヨンを歩く
リヨンはパリに次ぐフランス第二の都市でありながら、観光地化されすぎていない落ち着いた魅力を持つ街です。ソーヌ川とローヌ川に挟まれた旧市街には、リヨン特有の抜け道「トラブール」が今も残り、坂の上のフルヴィエールの丘からは赤茶色の屋根が連なる街並みを一望できます。何より「フランス料理の首都」と呼ばれるだけあり、ブッションと呼ばれる郷土料理の食堂で食べる一皿は忘れられない体験になるでしょう。
見どころ
ノートルダム・ド・フルヴィエール寺院
フルヴィエールの丘に建つ壮麗なバシリカ。内部のモザイクと、テラスから望むリヨン旧市街のパノラマは必見です。
旧市街(ヴュー・リヨン)
ルネサンス期の建物が並ぶ地区で、世界遺産にも登録されています。狭い路地に隠れたトラブールを探しながら歩くのが楽しみ方です。
トラブール
建物の中庭を貫いて反対の通りに抜けられる隠し通路。中世から絹織物職人が雨を避けて移動するために使ったとされ、今も一部が公開されています。
リヨン美術館(フォルヴィエール美術館ではなく市立美術館)
テロー広場に面した元修道院の建物を利用した美術館で、モネやルーベンスなど幅広い時代の絵画コレクションを所蔵します。
テロー広場
市庁舎とバルトルディ作の噴水が向かい合う旧市街の中心的な広場。周辺にはカフェが多く、休憩にも便利です。
クロワ・ルース地区
かつて絹織物工房が集まっていた丘の上の地区。壁画(トロンプルイユ)や職人の名残を見つけながら坂道を散策できます。
ローマ劇場遺跡(フルヴィエールのローマ遺跡)
紀元前1世紀に築かれた円形劇場跡で、夏には音楽フェスティバルの会場としても使われます。リヨンがローマ都市ルグドゥヌムだった歴史を感じられます。
モデルコース
グルメ
リヨンは「ブッション」と呼ばれる伝統食堂で味わう素朴で濃厚な郷土料理が真骨頂です。
4月から6月、または9月から10月が過ごしやすく観光に最適です。真夏は気温が上がりやすく、12月上旬の「光の祭典(フェット・デ・リュミエール)」の時期は街全体が幻想的にライトアップされ大変混み合います。
旧市街からフルヴィエールの丘へはケーブルカー(フニキュレール)が便利で、市内中心部はトラム・メトロ・バスが充実しているため徒歩と公共交通の組み合わせで十分回れます。
ブッションを名乗る店の中には観光客向けの模造品もあるため、リヨン市の「Les Authentiques Bouchons Lyonnais」認証マークが貼られた店を選ぶと本物の味に出会えます。
よくある質問
リヨンはパリからどれくらいで行けますか?+
TGV(高速鉄道)を利用すればパリ・リヨン駅からリヨン・パール・デュー駅まで約2時間で到着します。
リヨン観光は何日あれば十分ですか?+
主要な見どころだけなら1泊2日でも回れますが、ブッション巡りや近郊のワイン産地も含めるなら2泊3日がおすすめです。
リヨンの旧市街とフルヴィエールの丘は歩いて行けますか?+
徒歩でも登れますが坂が急なため、行きはフニキュレール(ケーブルカー)を利用し、帰りに歩いて景色を楽しむのがおすすめです。