サウジアラビア

紅海の玄関口ジッダ、旧市街アル・バラドと海沿いの彫刻都市を歩く

ジッダはメッカへ向かう巡礼者を千年以上も迎え入れてきた紅海の港町で、サウジアラビアの中でも独特の国際色を持つ都市です。世界遺産に登録された旧市街アル・バラドには、珊瑚石とチーク材で組まれた高層木造家屋「ロシャン」が今も残り、一方で海沿いのコルニーシュには世界最大級のダンシング・ファウンテンや現代彫刻が並びます。厳格な首都リヤドとは違う、商都らしい開放的な空気が魅力です。

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見どころ

1

アル・バラド歴史地区

ユネスコ世界遺産の旧市街。珊瑚石造りの町家と木製の出窓「ロシャン」が連なる、ジッダ発祥の地区です。

2

ジッダ・コルニーシュ

紅海沿いに約30km続く遊歩道で、夕方には家族連れが散策やピクニックを楽しむ市民の憩いの場です。

3

キング・ファハド・ファウンテン

海上から水を312m以上噴き上げる世界最大級の噴水で、夜はライトアップされジッダのシンボルとなっています。

4

ナシーフ・ハウス博物館

19世紀に建てられた商家の邸宅を博物館化したもので、当時の富裕層の暮らしぶりと精巧な木彫りの窓が見られます。

5

フローティング・モスク(ラフマ・モスク)

紅海の水面に浮かんでいるように見える白いモスクで、日没時の海とのコントラストが特に美しいです。

6

ジッダ彫刻博物館(コルニーシュ野外彫刻群)

ヘンリー・ムーアやミロなど世界的作家の作品を含む野外彫刻がコルニーシュ沿いに点在する、屋外美術館のような一帯です。

7

タヒリア・ストリート

洗練されたカフェやブティックが並ぶ現代的な通りで、旧市街とは対照的なジッダの今を体感できます。

モデルコース(1日)

9:00
ナシーフ・ハウス博物館 開館直後の涼しい時間に邸宅を見学し、当時の商家の暮らしを知る
11:00
アル・バラド歴史地区 珊瑚石の路地とロシャン建築を巡りながら旧市街を散策
13:30
地元食堂でサイーディーヤ 紅海の魚を使った郷土料理で昼食をとる
16:30
タヒリア・ストリート カフェで一息つきつつ現代的なジッダの雰囲気を楽しむ
18:30
ジッダ・コルニーシュ 日没とともにキング・ファハド・ファウンテンと野外彫刻群を眺めながら散歩

グルメ

ジッダの食文化は紅海の海産物とヒジャーズ地方独特の家庭料理、そして巡礼者が持ち込んだ多国籍料理が融合しています。

サイーディーヤ · 玉ねぎをじっくり煮込んだソースで炊いた米料理に、ハムールなどの白身魚を乗せたヒジャーズの代表的な魚料理です。
マンディ · 燻香をまとわせた炊き込みご飯に、柔らかく蒸し焼きにした羊肉や鶏肉を乗せたアラビア半島全域で愛される一皿です。
フール・ムダンマス · そら豆をオリーブオイルやレモン、クミンで味付けした朝食の定番で、パンにつけて食べます。
シャワルマ · 屋台や専門店で気軽に食べられる薄切り肉のサンドイッチで、ジッダの街角の定番軽食です。
ベストシーズン

11月から3月の乾季がベストシーズンです。日中でも過ごしやすく、コルニーシュ散策や旧市街の徒歩観光に適しています。6月から9月は気温40度を超え湿度も高いため、屋外観光には不向きです。

市内の移動手段

市内はタクシー配車アプリ(Uberや現地アプリCareem)の利用が基本で、公共バスも整備されつつありますが観光客には配車アプリが最も実用的です。アル・バラド地区内は道が狭く車両進入も制限されているため、徒歩での散策になります。

現地情報のコツ

アル・バラドは日中の強い日差しを避け、夕方から夜にかけて訪れると建物のライトアップと涼しい風で最も雰囲気良く歩けます。あわせて地元商店でカルダモン入りコーヒーを飲みながら休憩するのがおすすめです。

よくある質問

ジッダ観光にビザは必要ですか?+

多くの国籍の旅行者はオンラインの観光eビザを事前に取得できます。空港到着時のビザ取得も条件付きで可能な場合があります。

女性の服装に決まりはありますか?+

以前より規制は緩和されており肌の露出を抑えた服装であれば問題ありませんが、アバヤの着用は必須ではなくなっています。ただし肩や膝を隠す控えめな服装が無難です。

メッカ市内には旅行者も行けますか?+

メッカは非イスラム教徒の立ち入りが禁止されているため、ジッダ観光の際は市内やコルニーシュ周辺にとどめる必要があります。

旅行に便利

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