ドイツ

大聖堂がそびえるライン河畔の醸造都市、ケルン

ケルンは第二次世界大戦で街の大半を失いながらも、双塔の大聖堂だけは奇跡的に残り続けた街です。ライン川沿いに広がる旧市街には、狭い路地に立ち並ぶ醸造酒場「ブラウハウス」が今も独自のビール文化を守っています。ドイツの中でも特に陽気で開放的な気質を持つケルン気質は、街を歩くだけで感じ取れるはずです。

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見どころ

1

ケルン大聖堂

157mの双塔を持つゴシック建築の最高傑作で、世界遺産に登録されている。塔の展望台まで533段の階段を登ると旧市街とライン川を一望できる。

2

ホーエンツォレルン橋

大聖堂のすぐ横を通る鉄道橋で、欄干を埋め尽くす無数の南京錠が名物。ライン川越しに眺める大聖堂の姿が特に美しい。

3

ルートヴィヒ美術館

ピカソ作品の所蔵数で世界屈指を誇る現代美術館で、大聖堂に隣接している。ポップアートやロシア・アヴァンギャルドのコレクションも充実。

4

旧市街とアルターマルクト広場

色とりどりの木組み建築が並ぶ広場で、ブラウハウスが集中するケルン観光の中心地。夜はビール片手に賑わう。

5

ケルン・チョコレート博物館

チョコレートの歴史から製造工程までを学べる博物館で、ライン川沿いの半島状の敷地に建つ。館内の噴水チョコレートを味見できる。

6

聖マルティン教会

旧市街のシンボル的なロマネスク様式の教会で、三つ葉型の塔がライン川の対岸からもよく見える。大聖堂とは異なる素朴な重厚感がある。

7

ファルツ・ヨーゼフ通り周辺の中央市場跡地

地元客で賑わうベルギー地区の一角で、カフェやセレクトショップが並ぶおしゃれなエリア。旅行者向けではない素のケルンを感じられる。

モデルコース

9:00
ケルン大聖堂 開館直後の空いた時間に内部を見学し、体力があれば塔の展望台にも登る。
11:00
ルートヴィヒ美術館 大聖堂から徒歩1分、ピカソ・コレクションを中心に鑑賞。
13:00
アルターマルクト広場のブラウハウス ハックスブラーテンとケルシュで早めの昼食兼休憩。
15:00
ホーエンツォレルン橋とライン川遊歩道 橋を渡って対岸から大聖堂を眺め、川沿いを散策する。
18:00
ベルギー地区 地元客で賑わうカフェやバーが集まるエリアで夕食と街歩きを楽しむ。

グルメ

ケルンの食文化はライン河畔の家庭料理と、ケルシュビールを軸にした酒場文化が中心にある。

ケルシュ (Kölsch) · ケルン産の地ビールで、細長いグラス「シュタンゲ」で提供される。ブラウハウスでは飲み干すと店員が次を勝手に注ぎに来るのが伝統。
ハックスブラーテン (Hämchen) · 骨付き豚すね肉を煮込んだ料理で、ザワークラウトと合わせて食べるブラウハウスの定番メニュー。
ヒンメル・ウント・エート (Himmel un Ääd) · リンゴのコンポートとマッシュポテトに、焼いた血入りソーセージを添えたケルン独特の家庭料理。
ライニッシャー・ザワーブラーテン · レーズンやビートで甘酸っぱく煮込んだ牛肉の蒸し煮で、ライン地方を代表する伝統料理。
ベストシーズン

5月〜6月と9月〜10月が過ごしやすく、旧市街を歩くには最適な気候。11月中旬から始まるカーニバル・シーズンと2月のバラの月曜日パレードは独特の熱狂を体験できるが、宿は早めの予約が必須。

市内交通

旧市街・大聖堂周辺は徒歩で十分回れるコンパクトさで、KVB(ケルン交通局)の路面電車と地下鉄が郊外へのアクセスを補う。ケルン中央駅は大聖堂の目の前にあり、市内の起点として分かりやすい。

現地の裏技

ブラウハウスでビアマットの上にコースターの印をつけられるのは「まだ飲む」の合図で、飲み終わったらグラスの上にコースターを直接乗せると会計してもらえる合図になる。

よくある質問

ケルン大聖堂の見学に入場料は必要ですか?+

聖堂内部の見学自体は無料だが、塔の展望台や宝物殿は有料。混雑を避けたいなら開館直後の午前中がおすすめ。

ケルンとデュッセルドルフはどちらも近いですが違いは何ですか?+

両都市は電車で30分弱の距離だが、地ビールが異なり(ケルンはケルシュ、デュッセルドルフはアルト)、地元同士の対抗意識が強い。歴史ある大聖堂を中心に旧市街が広がるのはケルンの方。

カーニバルの時期に訪れる際の注意点はありますが?+

2月のローゼンモンタークを中心に街全体が仮装パレードで盛り上がるが、宿は数ヶ月前から満室になりやすく、公共交通も大幅に混雑するため事前手配が重要。

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