大聖堂がそびえるライン河畔の醸造都市、ケルン
ケルンは第二次世界大戦で街の大半を失いながらも、双塔の大聖堂だけは奇跡的に残り続けた街です。ライン川沿いに広がる旧市街には、狭い路地に立ち並ぶ醸造酒場「ブラウハウス」が今も独自のビール文化を守っています。ドイツの中でも特に陽気で開放的な気質を持つケルン気質は、街を歩くだけで感じ取れるはずです。
見どころ
ケルン大聖堂
157mの双塔を持つゴシック建築の最高傑作で、世界遺産に登録されている。塔の展望台まで533段の階段を登ると旧市街とライン川を一望できる。
ホーエンツォレルン橋
大聖堂のすぐ横を通る鉄道橋で、欄干を埋め尽くす無数の南京錠が名物。ライン川越しに眺める大聖堂の姿が特に美しい。
ルートヴィヒ美術館
ピカソ作品の所蔵数で世界屈指を誇る現代美術館で、大聖堂に隣接している。ポップアートやロシア・アヴァンギャルドのコレクションも充実。
旧市街とアルターマルクト広場
色とりどりの木組み建築が並ぶ広場で、ブラウハウスが集中するケルン観光の中心地。夜はビール片手に賑わう。
ケルン・チョコレート博物館
チョコレートの歴史から製造工程までを学べる博物館で、ライン川沿いの半島状の敷地に建つ。館内の噴水チョコレートを味見できる。
聖マルティン教会
旧市街のシンボル的なロマネスク様式の教会で、三つ葉型の塔がライン川の対岸からもよく見える。大聖堂とは異なる素朴な重厚感がある。
ファルツ・ヨーゼフ通り周辺の中央市場跡地
地元客で賑わうベルギー地区の一角で、カフェやセレクトショップが並ぶおしゃれなエリア。旅行者向けではない素のケルンを感じられる。
モデルコース
グルメ
ケルンの食文化はライン河畔の家庭料理と、ケルシュビールを軸にした酒場文化が中心にある。
5月〜6月と9月〜10月が過ごしやすく、旧市街を歩くには最適な気候。11月中旬から始まるカーニバル・シーズンと2月のバラの月曜日パレードは独特の熱狂を体験できるが、宿は早めの予約が必須。
旧市街・大聖堂周辺は徒歩で十分回れるコンパクトさで、KVB(ケルン交通局)の路面電車と地下鉄が郊外へのアクセスを補う。ケルン中央駅は大聖堂の目の前にあり、市内の起点として分かりやすい。
ブラウハウスでビアマットの上にコースターの印をつけられるのは「まだ飲む」の合図で、飲み終わったらグラスの上にコースターを直接乗せると会計してもらえる合図になる。
よくある質問
ケルン大聖堂の見学に入場料は必要ですか?+
聖堂内部の見学自体は無料だが、塔の展望台や宝物殿は有料。混雑を避けたいなら開館直後の午前中がおすすめ。
ケルンとデュッセルドルフはどちらも近いですが違いは何ですか?+
両都市は電車で30分弱の距離だが、地ビールが異なり(ケルンはケルシュ、デュッセルドルフはアルト)、地元同士の対抗意識が強い。歴史ある大聖堂を中心に旧市街が広がるのはケルンの方。
カーニバルの時期に訪れる際の注意点はありますが?+
2月のローゼンモンタークを中心に街全体が仮装パレードで盛り上がるが、宿は数ヶ月前から満室になりやすく、公共交通も大幅に混雑するため事前手配が重要。