モロッコ

青に染まる山あいの町、シェフシャウエンの歩き方

シェフシャウエンはモロッコ北部リフ山脈の谷間にある小さな町で、旧市街(メディナ)の壁という壁が淡いブルーやインディゴに塗られていることで知られています。15世紀にアンダルシアからの避難民が築いた町は、フェズやマラケシュのような喧騒とは無縁で、路地を歩くだけで写真になる静かな時間が流れます。周囲の山々へのハイキングも楽しめる、旅の合間に肩の力を抜きたい人にちょうどいい町です。

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旅の準備

見どころ

1

ウタ・エル・ハマム広場

旧市街の中心にある広場で、カフェやレストランが立ち並び旅の拠点になる。夕方は地元の人々と観光客で賑わう。

2

カスバ(旧市街要塞)

16世紀に建てられた赤土色の城塞。内部は小さな博物館と庭園になっており、塔からは青い町並みを一望できる。

3

ラス・エル・マア(泉)

旧市街の端にある湧き水の水場で、地元の女性たちが洗濯をする生活の光景が今も見られる。

4

グランドモスク

広場のそばに建つ八角形の塔を持つモスク。内部見学はできないが、外観の存在感がメディナの風景を引き締めている。

5

スペイン・モスク(ジャマ・ボザファル)

町を見下ろす丘の上にある廃モスク。夕暮れ時に登れば、青い町全体がオレンジ色に染まる絶景が待っている。

6

アカシャウエン門周辺の路地

藍色の壁に木製ドアと鉢植えが並ぶ、シェフシャウエンらしさが最も凝縮されたフォトジェニックな一角。

7

タルガ・アシフ・ジグザグ渓谷への入口

町の外れから続く渓谷で、清流沿いに歩く軽いハイキングコースとして地元でも人気がある。

モデルコース

8:00
ウタ・エル・ハマム広場のカフェ ミントティーとムスムスパンで軽い朝食をとる
9:30
旧市街の青い路地散策 人が少ない午前中に写真を撮りながらゆっくり歩く
12:00
カスバ 塔に登って旧市街を見下ろし、内部の小さな博物館も覗く
14:00
ラス・エル・マアと市場周辺 ヤギのチーズや織物を見ながら地元の生活に触れる
18:00
スペイン・モスク 丘を登り夕日に染まる青い町を眺める

グルメ

リフ地方の山の恵みと素朴なベルベル料理が味わえる町で、モロッコ他都市より価格も控えめ。

ヤギのチーズ(フロマージュ・ド・シェーヴル) · 周辺の山で育つヤギの乳から作られる自家製チーズで、市場やレストランで手軽に味わえる名物。
ベルベル風タジン · 鶏肉や野菜をゆっくり煮込んだ土鍋料理で、山の町らしくシンプルながら滋味深い味付けが特徴。
バケット・シェフシャウエニア(地元パン) · 炭火で焼く素朴な丸パンで、朝食にオリーブオイルやハチミツと合わせて食べるのが定番。
ハリラスープ · レンズ豆やトマトベースの煮込みスープで、寒い山の夜に体を温める一杯として親しまれている。
ベストシーズン

3月〜5月と9月〜11月が最適。真夏は山あいでも日中30度を超えて路地歩きが辛くなり、真冬は朝晩冷え込むため防寒が必要になる。

移動手段

旧市街は坂と階段だらけの徒歩オンリーの町で、車は入れない。フェズやタンジェからはバスやグランタクシーで2〜4時間ほどの距離になる。

現地情報

壁の青は季節や光の当たり方で色味が変わるため、同じ路地でも午前と夕方の2回訪れると違う表情の写真が撮れる。

よくある質問

シェフシャウエンだけで何日あれば十分ですか?+

旧市街散策とスペイン・モスクへのハイキングを含めても1泊2日あれば主要な見どころは回れる。写真をじっくり撮りたいなら2泊がおすすめ。

壁はなぜ青く塗られているのですか?+

由来には諸説あり、ユダヤ教の伝統色という説や、蚊よけ・涼しさを演出するためという説が地元で語られているが、確定した記録はない。

フェズからの行き方は?+

フェズのバスターミナルからCTM系のバスが直通で出ており、所要時間は約4時間。グランタクシーを使えばやや早く移動できる。

旅行に便利

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