ルーマニア

中世の城壁とドラキュラ伝説が息づくトランシルヴァニアの街ブラショフ

ブラショフは、7世紀以上前にドイツ系ザクセン人商人が築いたトランシルヴァニア随一の城壁都市。カルパティア山脈に抱かれた旧市街には、火災の煤で黒く煤けた「黒の教会」や、極端に細い路地「ロープ・ストリート」が今も残ります。ドラキュラ伝説で知られるブラン城やラシュノフ要塞への日帰り拠点としても人気で、山岳リゾートの空気と中欧の歴史が同居する街です。

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見どころ

1

黒の教会(ビセリカ・ネアグラ)

1689年の大火で外壁が黒く煤けたことからこの名がついたゴシック様式の教会。オスマン絨毯コレクションと巨大パイプオルガンでも知られます。

2

評議会広場(ピアツァ・スファトゥルイ)

旧市街の中心をなす広場で、旧市庁舎の塔がシンボル。周囲をパステルカラーの商家が取り囲みます。

3

ロープ・ストリート(ストラダ・スフォアリー)

幅約1.1〜1.3mというヨーロッパでも指折りの狭さの路地。かつて消防士が近道として使ったと伝わります。

4

トゥンパ山(タンパ・ヒル)

ロープウェイで登れる旧市街を見下ろす丘で、ハリウッド風の「BRASOV」の看板が立ちます。夕暮れ時の眺望が見事です。

5

旧市街の城壁と稜堡群

織物商や仕立て屋など職業ギルドが分担して守った稜堡が点在し、当時の防衛システムを今に伝えます。

6

聖ニコラエ教会とルーマニア初の学校

ルーマニア語で最初の書物が印刷された歴史的な教会と、隣接する博物館で旧市街とは異なる旧市街地区の雰囲気が味わえます。

7

ブラン城(近郊・日帰り)

ブラショフから車で約30分。ドラキュラのモデルとされるヴラド・ツェペシュゆかりの伝説で世界的に有名な城です。

モデルコース

9:00
評議会広場 広場のカフェで朝食をとりながら旧市庁舎の塔を眺め、街の一日を始める
10:00
黒の教会 オスマン絨毯コレクションとゴシック建築をじっくり見学
11:30
ロープ・ストリート ヨーロッパ屈指の狭い路地を歩き、周辺の職人街も散策
13:00
旧市街の食堂 サルマーレとママリガで伝統的なランチ
15:00
ブラン城(日帰り) ミニバスで移動し、ドラキュラ伝説ゆかりの城を見学
18:30
トゥンパ山 ロープウェイで丘に登り、夕暮れの旧市街と山並みを一望

グルメ

トランシルヴァニアの食文化はルーマニア、ハンガリー、ザクセン系の伝統が混ざり合い、山岳地帯らしい滋味深い料理が揃います。

チョルバ・デ・ブルタ · サワークリームと酢で酸味を効かせた牛の胃袋入りスープで、地元では定番の朝食・二日酔い覚まし。
ミティティ · 香辛料を効かせたひき肉の炭火焼きソーセージで、屋台や居酒屋の定番おつまみ。
サルマーレ · ひき肉と米をキャベツやブドウの葉で包んで煮込んだロールキャベツ、ママリガ(トウモロコシ粥)と共に供されます。
パパナシ · 揚げたチーズ入りドーナツ生地にサワークリームとジャムをかけたルーマニアの国民的デザート。
ベストシーズン

5月〜6月と9月〜10月が最適。夏は避暑地として賑わい過ごしやすく、12月はクリスマスマーケットで旧市街が彩られますが、冬は氷点下になるため防寒が必須です。

市内交通

旧市街はコンパクトで徒歩が基本。ブラン城やラシュノフ要塞などの近郊へは、乗合ミニバス(マイクロバス)かツアーバスの利用が便利です。

現地の裏ワザ

評議会広場周辺のレストランは観光価格になりがちなので、地元客で賑わう裏路地の食堂を探すと、同じ料理でも半額近くで本格的な味に出会えます。

よくある質問

ブラショフからブラン城へはどう行けばいいですか?+

旧バスターミナル2から出る乗合ミニバスで約40分、または現地発着のツアーバスが便利です。タクシーなら片道約30分です。

ブラショフはブカレストから日帰りできますか?+

鉄道で約2.5〜3時間のため日帰りも可能ですが、旧市街とブラン城を両方回るなら1泊以上がおすすめです。

旧市街だけならどのくらいの滞在日数が必要ですか?+

旧市街の主要な見どころは1日で十分回れますが、ブラン城やラシュノフ要塞などの近郊も含めると2〜3日は欲しいところです。

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