イタリア

赤い屋根と回廊の街ボローニャ、食いしん坊たちの聖地

ボローニャは「赤の街」「学問の街」「食の街」という三つの顔を持つイタリア中部の都市です。フィレンツェやヴェネツィアほど観光客に埋め尽くされておらず、赤茶色の屋根とテラコッタ色の回廊が続く旧市街を、地元の学生たちに混ざって歩けます。ラグーやモルタデッラ、パルミジャーノなど、イタリア料理の代表格が生まれた土地でもあり、食べることそのものが観光になる街です。

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見どころ

1

アジネッリの塔とガリゼンダの塔

ボローニャのシンボルである二本の斜塔。アジネッリの塔は498段の階段を登ると旧市街を一望できる。

2

マッジョーレ広場

旧市街の中心にある広場で、サン・ペトロニオ聖堂やアックルシオ宮殿に囲まれている。夕方は地元の人々が集う待ち合わせスポット。

3

サン・ペトロニオ聖堂

未完成のファサードが特徴の巨大な聖堂で、世界最大級の日時計が床に刻まれている。

4

ボローニャの回廊(ポルティコ)

総延長約40kmに及ぶアーケード群で、2021年に世界遺産に登録された。雨や日差しを避けながら街歩きができる。

5

サン・ルカの聖母聖堂

丘の上に建つ聖堂で、麓から3.5kmにわたって続く回廊を歩いて参拝するのが伝統。

6

サンティ・ステファノ教会群

7つの教会が複合した珍しい建築で、中世からの静かな中庭が残る。

7

メルカート・ディ・メッツォ

旧市街の食材市場で、生ハムやチーズ、モルタデッラを量り売りで試食しながら選べる。

モデルコース

9:00
マッジョーレ広場 朝の静かな広場でサン・ペトロニオ聖堂の外観をじっくり眺める
10:30
アジネッリの塔 498段を登り旧市街の赤い屋根並みを一望する
12:30
クアドリラテロ地区 路地の惣菜店でモルタデッラやパルミジャーノを味わう
15:00
ボローニャの回廊(ポルティコ) アーケードを歩きながら大学地区の雰囲気を楽しむ
18:00
サン・ルカの聖母聖堂 丘まで続く回廊を歩き、夕暮れ時の街並みを見下ろす

グルメ

ボローニャは「ラ・グラッサ(食いしん坊の街)」と呼ばれるほど、イタリア料理の名作が生まれた土地です。

タリアテッレ・アル・ラグー · 平打ち麺に濃厚な肉ソースを絡めた、いわゆる「ボロネーゼ」の本家本元。現地では必ずタリアテッレで供される。
トルテッリーニ・イン・ブロード · 肉を詰めた小さな詰め物パスタを、澄んだ肉出汁で食べる冬の定番料理。
モルタデッラ · ピスタチオ入りの大きな豚肉ソーセージで、薄切りにしてパンに挟んで食べるのが定番。
ラザニア・ヴェルデ · ほうれん草を練り込んだ緑色の生地とラグー、ベシャメルソースを重ねた郷土料理。
ベストシーズン

4月から6月、9月から10月が過ごしやすく観光にも最適です。真夏は蒸し暑く、冬は霧が立ち込めますがクリスマス市など独特の雰囲気が楽しめます。

街の歩き方

旧市街はコンパクトで徒歩で十分回れ、回廊のおかげで雨天でも歩きやすいのが特徴です。中央駅からはバスも充実していますが、主要な見どころは駅から徒歩20分圏内に集まっています。

現地の裏技

メルカート・ディ・メッツォやクアドリラテロ地区では、レストランより屋台や惣菜店で量り売りを試す方が安く新鮮な地元の味に出会えます。

よくある質問

ボローニャは何日あれば観光できますか?+

旧市街の主要スポットだけなら1泊2日でも回れますが、食文化をじっくり楽しむなら2泊3日がおすすめです。

ボローニャからフィレンツェやヴェネツィアへは行きやすいですか?+

高速鉄道でフィレンツェへ約35分、ヴェネツィアへ約1時間30分と、いずれも日帰り圏内です。

本場のボロネーゼはどこで食べられますか?+

クアドリラテロ地区周辺の老舗トラットリアで、必ず「タリアテッレ・アル・ラグー」として提供される料理が本場の味です。

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